白内障手術後のメガネ


上画像:上大岡mioka眼科にて検査する日に焼けた長谷川

上画像:上大岡mioka眼科にて視力検査する日に焼けた長谷川

 私が眼科にてメガネ合わせをして、いつの間にか10年が経ちました。現在も上大岡mioka眼科様に週2回訪問して医療としてのメガネを取り組んでおります。そのなかで白内障手術も進化し、それに併せてメガネ合わせも変化しています。以前は単焦点眼内レンズのみでしたが、今は多焦点眼内レンズ、トーリック眼内レンズなど新しい眼内レンズも出ています。眼科で白内障手術の状況を最前線で学べていることは、大変ありがたいと感じております。 


 

 眼科にて白内障手術の方の視力検査をしているとメガネが必要なくなる方もいらっしゃいますが、多くはメガネが必要になる方が多いように感じます。白内障手術後のメガネは、白内障手術前のメガネとは大きく異なります。

 白内障手術前と一番異なる部分は「目のピントを合わせる力が著しく低下する」ということです。よく白内障手術をすると老眼が治ると言う方もいらっしゃいますが、老眼は治りません。「目のピントを合わせる力が著しく低下する」=「老眼」なので、仮に20代で白内障手術をしたならば、老眼と同じ症状が出てきます。

 白内障手術後の見え方を無理やり表にするならば右記のようになります(目に病気や乱視があったりすると異なりますので、あくまでも目安の表と捉えていただければと思います)。

 「良く見えない」を補うのがメガネの役割となります。ここで重要なのが、どんなメガネで見え方を補うかということです。ただの老眼鏡でよいのか、遠近両用がよいのか、何か特殊なレンズがよいのか。

 私は、白内障手術前に使っていたメガネがとても重要と考えています。



 当店では、白内障手術後のあらゆる状態に対応出来るように多数のトライアルレンズをご用意しております。実際にメガネの見え方を体験していただいてからレンズを決定してまいります。

 一般的に白内障手術後は、裸眼視力が安定するまで1ヶ月~3ヶ月かかると言われています。目の状態によって異なりますので、メガネ作製はドクターに確認していただいてからの方が良いと思います。

 当店では白内障手術後のメガネは、フレームを活用してレンズ交換をお勧めしております。白内障手術後は、かなりの高確率で視力や度数が変化して今まで使っていたメガネが使えなくなります。そのままメガネがタンスの肥やしになっていくのは、いつも残念に感じます。

 活用できるメガネフレームは活用して、レンズを交換してそのままメガネを使っていただきたいと思っています(メガネの状態によっては、承れない場合もございますのでご了承くださいませ)。

白内障、白内障手術について詳しく知りたい方は、上大岡mioka眼科の白内障手術のページを参照にしていただければと思います。