VINTAGE

長谷川眼鏡店のディープな世界へようこそ!

当店では、日本のメガネの歴史を感じられるヴィンテージメガネを取り扱っております。いろいろ駆使して集めたヴィンテージメガネの一部をこちらで紹介しております。ご興味がある方は、どうぞお付き合いください!

すべて未使用品になりますが、ヴィンテージメガネなので多少のキズ、汚れはご了承くださいませ。

※2024年11月19日現在 店頭にある商品をご案内しています。


gala

型番:03

生産国:フランス製

素材:ニッケル合金

年代:1990年代?

店頭価格:20,000円(税込み)

おそらく個人輸入したメガネで時と場所を流れ流れ、そして日本の南林間にたどり着いたフランス製のメガネです。フロントに純色ブラウンの迷彩色が塗られており、欧州らしい個性的なメガネです。おそらく日本にはこの1本しか存在しないんではないでしょうか。知らんけど。


トキオクマガイ

型番:TK-802

生産国:?

素材:アセテート

年代:1980年代

店頭価格:完売しました

正直まったくよく分からないサングラスです。メガネ業界お得意のライセンス商品と思われますが、アセテートの感じが明らかな昭和テイストです。デザインもなかなかお好み焼き屋的で、私好みです。べっ甲柄も良い雰囲気を醸してします。

NOVA

型番:310

生産国:?

素材:ニッケル合金

年代:1980年代

店頭価格:15,000円(税込み)

1950’Sコレクションで記載がありましたので、1980年代に発売された1950年代を彷彿をさせた復刻モデルと思われます。NOVAは福井県鯖江市にある老舗メガネメーカーです。ちゃんとしたメガネメーカーが作ったサングラス、商品がしっかりしているはずです。ちなみに50年代は、フラットレンズが流行っていたのかなぁ。

メルローズ

型番:310

生産国:?

素材:ニッケル合金

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:15,000円(税込み)

とても良い状態で発見したサングラスです。ブローからテンプルに続く七宝?の飾りが、とても凝った作りとなっています。サングラスでこんなに力の入ったものをなかなか見たことがありません。メルローズのくせに、何を考えていたんでしょう?

BADA

型番:110

生産国:日本製

素材:アセテート

年代:1980年代

店頭価格:15,000円(税込み)

前衛的なデザインが多かったバダのサングラス。このモデルもアンダーブローで個性的です。レンズも着脱式なのですが、何のためかは分かりません。金属部に多少の傷みはあるものの、プラスチック部は非常にキレイな状態でレンズもキズが少ないです。「とんぼ」で長渕剛が色違いをかけているとお客様に教えてもらいました。


ローデンストック

型番:CAROLUS(カロルス)

生産国:ドイツ製

素材:ニッケル合金

年代:1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

金張りでなく、いもねじも無いローデンストックということは、たぶん廉価版のモデル(セカンドライン)と思われます。でも、さすがはローデン。作りはしっかりしており、質実剛健。デザインの面白みは一切ありませんが、品質の高さは見事です。当時人気のツーブリッジから、昭和の日本をドイツ製から感じ取ることが出来ます。

ローデンストック

型番:エクスクルーシブ 705

生産国:ドイツ製

素材:ニッケル合金

年代:1990年代

店頭価格:20,000円(税込み)

テンプル部にバネを入れて、かけ心地を良く、歪まないように工夫したバネ丁番。ヨーロッパで主流でしたが、日本に最初に紹介したのがローデンです。現在はβチタンに取って代わられましたが、当時は画期的でした。フレーム表面が傷だらけだと思ったら、そのうようなデザインでした。マルヴィッツで似たようなデザインを見たことがあります。流行っていたのでしょうか?


マルヴィッツ

型番:5038

生産国:ドイツ製

素材:セルロイド、ニッケル合金

年代:1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

ローデンストックと並ぶドイツの有名メガネブランド「MARWITH(マルヴィッツ)」。私がメガネ業界に入った時には、お客様がレンズ交換でよく持ってきました。「とにかく丈夫で(フレームが売れなくて)メガネ屋泣かせのメガネだ」と当時の先輩が言っていたのが今でも印象に残っています。

マルヴィッツ

型番:590

生産国:ドイツ製

素材:金張り

年代:1970年代~1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

最近よく見つかるマルヴィッツのメガネ。ドイツメガネっぽい無骨で頑丈な感じが、フレームからにじみ出ています。特に鼻パットのクリングスが異常に頑丈です。絶対壊れることを許さない!という意気込みを感じざるをえないメガネです。軽さやかけやすさとは、まったく無縁で潔しです。


rewa

型番:DUNDA

生産国:西ドイツ製

素材:ニッケル合金

年代:1980年代

店頭価格:15,000円(税込み)

正直よく分からないドイツ製の廉価版メガネです。ロジウムメッキで西ドイツ製で丈夫であることは分かるのですが、それ以外はさっぱり意味不明です。ボシュロムのメガネと同じ箱から見つけたのでボシュロム製なんでしょうか。前枠に若干の貧弱さを感じますが、ドイツらしさもあり個人的に好きなフレームです。


守作

型番:20D

生産国:日本製

素材:セルロイド

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:20,000円(税込み)

べっ甲や18金フレームをメインで作っていた守作のハンドメイドメガネです。当時にしては珍しい小さめデザインです。カラーが特徴的で、作り手の攻めの気持ちが伝わってきます。たぶん老眼鏡を想定して作ったメガネと思われますが、その気持ちは何故か伝わってきません。


カザール

型番:MOD738

生産国:西ドイツ製

素材:ニッケル合金

年代:1980年代

店頭価格:完売しました

ドイツブランド「カザール」らしいごついデザインです。現在のカザールの作り、デザインも40年前と同じでまったくブレが無いです。時代に順応しないことに敬意すら感じます。そのためか、今でもカッコいいメガネだと思います。


ギブス&ホークス

型番:GH4540

生産国:日本製

素材:たぶんアセテート

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:20,000円(税込み)

ローデンストックを模倣、いえインスパイアしていたツーリング眼鏡が作っていたメガネです。品質も模倣、いえインスパイアしていたので高品質なメガネを作っていたメーカーでした。個人的には安部晋太郎を思い出されるデザインです。


ランセル

型番:L-3510

生産国:日本製

素材:チタン

年代:1990年代

店頭価格:20,000円(税込み)

日本で誕生したチタン製のメガネ。もう一つの功績は、チタンのメッキ技術です。水溶メッキだったのが、アルゴンガスの中でメッキするというイオンプレーティングによりメッキはがれが格段に減りました。現在では当たり前の技術ですが、右レンズにその印刷があるということは、当時大きな訴求ポイントだったのでしょう。


チタノス

型番:T-716

生産国:日本製

素材:純チタン

年代:1980年代

店頭価格:完売しました。

日本で一番最初にオールチタンでメガネを製造したマルマンオプティカル。今でも続いている老舗のブランド「チタノス」です。今のチタノスとまったくカラー、作りに良くも悪くも変化がありません。当時の眼鏡店は、「ローデン派」と「マルマン派」で分かれていた聞きます。


シルエット

型番:M7115

生産国:オーストリア

素材:ニッケル合金

年代:1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

シルエットのメガネというとレディスが多いイメージですが、こちらはメンズです。耳側にわざと隙間をあける前衛的なサングラスっぽいデザインです。風通しをよくして、レンズを曇り止め効果を狙っているかどうかまでは分かりません。何かカザールっぽい雰囲気です。まあ、同じゲルマン方面ですから。

シルエット

型番:M6090

生産国:オーストリア

素材:ニッケル合金、セルロイド

年代:1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

本来レディスで作られたもの思われます。現在においてはメンズと言ってもおかしくないデザインで、ヨーロッパモデルらしい純色を使ったカラーリングです。それにしてもシルエットを見るたびに思うのですが、メッキの仕上がりがすごい日本的です。日本のメガネ技術の基礎はオーストリアにあるのでしょうか。


クリスチャン ディオール

型番:CD2331

生産国:ドイツ製

素材:ニッケル合金

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:30,000円(税込み)

ハイブランドのディオールのメガネです。当時は、日本製と海外製がありました。海外製らしくかなり個性的なデザインです。特にブローの部分の金属に入れた模様は、ドイツ得意の変なこだわりと技術を感じます。先日似たディオールを百貨店のメガネ売場で見かけました。流行は、無限ループです。


クロエ

型番:8512

生産国:日本製

素材:ニッケル合金

年代:1990年代前半

店頭価格:20,000円(税込み)

一時期人気の高かったクロエのサングラス。そのクロエのメガネフレームになります。前枠前部に赤い染色、前枠後部はピンクに染色してあるカラーに個性があるメガネです。フレームデザインや作りは日本的で、クロエのライセンスのみ取得して作った経緯がよく分かります。バブル期のオヤジがガハハ言いながら作ったのでしょう。


グレース

型番:417

生産国:日本製

素材:14KGF 金張り

年代:1980年代

店頭価格:30,000円(税込み)

ジュエリー付きのメガネなどゴージャスなデザインが多かったレディスブランドです。このメガネ例外ではなく、耳側に「これでもかっ!」というぐらいジュエリーが付いています。バブル期の日本を感じられる逸品です。ちなみに保証は適用されませんのであしからず。


アイヴァン

型番:528

生産国:日本製

素材:サンプラチナ

年代:1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

劣化が少なく、光沢がキレイなサンプラチナ製のアイヴァンのメガネです。サンプラチナは、新素材としてメガネに使われましたが、チタンが実用化されたら、衰退してしまいました。当時の新進気鋭のハウスブランドが、サンプラチナでメガネを作っていたことに驚きです。良いメガネを作ろうという作り手の意気込みを感じます。

アイヴァン

型番:ST753

生産国:日本製

素材:アセテート

年代:1980年代

店頭価格:20,000円(税込み)

昭和感満載のプラスチック製のメガネです。ブリッジ部に隙間が空いているのは、フレームが変形しているわけでなくデザインです。ブローが直線でなく流線形というところに何か未来感を感じます。正直特にデータなどもないので、今後も情報収集をしていきたいメガネです。


資生堂 アイトーク

型番:29-7526

生産国:たぶん日本製

素材:たぶんアセテート

カラー:ブルーのみ

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:10,000円(税込み)

バブル期は、DCブランド全盛期でもありました。とにかくブランド名を付けてメガネを販売するということは日常茶飯事でした。たぶんその流れで作られたメガネだと思われます。カラー、デザインは個性的で面白いと思いますが、商業的要素が感じられて仕方がありません。


アランドロン

型番:317

生産国:日本製

素材:チタン、ニッケル合金

年代:1990年代

店頭価格:15,000円(税込み)

アランドロンの名前をブランドとして作られたメガネです。特にアランドロンが使っていたモデルという訳ではありません。この時期によくあった「何でもブランドにしてしまえ!」の流れをくんでいると思われます。韓国で「アランドロン」ブランドの金属箸が売っていたことを思い出します。


ミカエル パイモン

型番:M8004

生産国:たぶん日本製

素材:ニッケル合金

年代:1990年代?

店頭価格:20,000円(税込み)

正直よく分からないブランドでよく分からないメガネです。ただデザインは個性的です。デザイン バイ イタリアと記載があります。このパターンは、絶対イタリア製ではありません。それにイタリア製にしては品質が良すぎます。バネ丁番でかけ心地もよく、絶対イタリア製ではありません。


ウォークマン

型番:WM-834

生産国:?

素材:ニッケル合金

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:10,000円(税込み)

謎の「SONY ウォークマン」のメガネ。この時代のメガネ業界は、とにかくブランド付ける状態でした。どこぞのメーカーがライセンスブランド契約して適当にメガネを作ったのでしょう。特にウォークマンとの連動もなく、SONYのモノづくりにこだわったわけでもなく、ただのメガネというのが私の心に強く響きます!

ウォークマン

型番:WM-835

生産国:?

素材:ニッケル合金

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:10,000円(税込み)

またまた見つけてしまったウォークマンのメガネ。ただサイズが全体的に少し小さめです。もしかしたらジュニアモデルなのかも。当時の若い人向けにウォークマンブランドを活用したのかもしれません。今でいう「瞬足」のメガネみたいな発想です。発想は、当時も今も変わらないと。


アニエス・ベー

型番:AB-1030

生産国:日本製

素材:ニッケル合金

年代:1990年代前期

店頭価格:10,000円(税込み)

1990年代に日本で一世を風靡したアニエスベー。(時計の)セイコーがライセンスを取得してメガネを作製していました。90年代後期にオーバルメガネが流行した時に、アニエスのメガネが人気のピークでした。デザインから、人気のピーク前のモデルでしょう。セイコー製のメガネは、メッキ処理がとてもキレイです。


スポルディング クラブ

型番:1125C

生産国:日本製

素材:ニッケル合金

年代:1980年代~1990年代

店頭価格:10,000円(税込み)

今もあるスポルディングのメガネと推測されます。それも巻つる式(耳のあたる部分がバネみたいにやわらかいもの)です。たぶん山本光学で作られたフレームで、もしかしたらアイヴァンと同じところで作られたメガネかもしれません。すべては推測ですが、それを考えている時が一番楽しいです。